
歯ぎしり・食いしばりはTCH(tooth contact habit/歯列接触癖)と呼ばれ、「上下の歯を接触させる癖」を指します。
通常、何もしていない時には上下の歯は接触していませんが、緊張・集中することが起きると、噛み締めや歯ぎしりといった状態を引き起こします。
近年、パソコンやスマートフォンなどの集中する作業が増えたことや、ストレス過多な生活からTCHを持っている方は急増しています。
TCHの状態が続くと、頬周りの筋肉が疲労し、顎関節への負担が増え、結果、顎関節症を始め、様々なお口のトラブルを発生させてしまいます。
さらに、むし歯や歯周病の歯科治療を施しても、症状を悪化させてしまう可能性もあります。